ACLで鹿島アントラーズが優勝するのに立ちはだかる3つの壁とは?

ACL鹿島の優勝するための3つの壁 クラブチーム

AFCチャンピオンズリーグ2018において、鹿島アントラーズは準決勝で韓国の水原三星との壮絶な打ち合いを制し(2戦合計6-5)、ACL出場8回目にして初めての決勝進出を果たしました。

 

決勝の相手は、アジア西地区から勝ち上がったイランの首都テヘランを本拠地とするペルセポリス。こちらもACL出場7回目にして初めての決勝進出となります(昨季はベスト4)。

 

11月3日(土・祝)にホームのカシマスタジアムで、1stレグを戦い、1週間後の11月10日(土)にアウェーのテヘランで2ndレグを戦い、2戦合計で勝者を決めます。

 

鹿島アントラーズは、果たしてイランの強豪ペルセポリスに競り勝ち、初のACL優勝を手に入れることができるのでしょうか。

優勝への道のりには、大きな3つの壁が立ちはだかっています。はっきり言って相当険しい壁です。

これら3つの壁とはいったい何なのでしょうか。

 

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①過密な日程スケジュール

ホーム&アウェー方式で行われるACLの決勝戦は、11月3日と10日にそれぞれのホームで行われます。

その前後に、鹿島アントラーズは多くの別の試合をこなさないといけません。リーグ戦に加え、天皇杯、そしてACL。ACLの決勝に進むことを想定していなかったかのような鬼のスケジュールとなっています。

 

鹿島アントラーズの10月からJリーグ最終節となる12月1日までの試合日程を整理してみました。

ACL準決勝(H) 10/3(水) 19:00 水原三星(韓国) カシマ ○3-2
Jリーグ第29節 10/7(日) 13:03 川崎フロンターレ カシマ △0-0
ルヴァン準決(H) 10/10(水) 19:03 横浜F・マリノス カシマ ●1-2
ルヴァン準決(A) 10/14(日) 14:04 横浜F・マリノス ニッパツ △2-2
Jリーグ第30節 10/20(土) 16:04 浦和レッズ 埼玉 ●1-3
ACL準決勝(A) 10/24(水) 19:00 水原三星(韓国) 水原 △3-3
Jリーグ第31節 10/31(水) 19:00 セレッソ大阪 カシマ
ACL決勝(H) 11/3(土・祝) 15:00 ペルセポリス カシマ
Jリーグ第32節 11/6(火) 19:00 柏レイソル
ACL決勝(A) 11/10(土) 18:30 ペルセポリス アザディ
天皇杯準々決勝 11/21(水) 19:00 ヴァンフォーレ甲府 中銀スタ
Jリーグ第33節 11/24(土) 14:00 ベガルタ仙台 ユアスタ
Jリーグ最終節 12/1(土) 14:00 サガン鳥栖 カシマ

これは過密すぎます!強いチームの宿命なんでしょうか・・・

11/6の柏レイソル戦は、もともと11/10に組み込まれていましたが、ACL決勝とかぶるため日程変更となりました。

せめて、ACL決勝が終わったあとに持ってこれなかったのか。なぜ、決勝の1stレグと2ndレグの短い間に無理やり入れ込むのか、鹿島の優勝を阻止しようとする陰謀が働いているのではと邪推してしまいます。

 

6日の夜に試合が終わって、7日はテヘランへ移動、時差が5時間半あるため、8日は調整日、実質9日に前日練習をして10日に本番を迎えます。選手としては肉体的にも堪える、とても過酷なスケジュールだと思います。

 

一方ペルセポリスは、イランプロリーグにおいて、10月27日、11月6日、11月23日という比較的余裕のあるスケジュールとなっています。

 

以下は余談になりますが、仮にACLで優勝した場合、鹿島はまだまだ過酷なスケジュールを強いられます

「鹿島アントラーズがACLで優勝し、天皇杯も準決勝まで勝ち進んだ場合」は、以下のように日程が変更されます。

  • 天皇杯準決勝:12/16(日) ➡ 12/5(水)
  • 天皇杯決勝:12/24(月・振替)➡ 12/9(日)

 

さらに、AFC(アジアサッカー連盟)代表として、12/12~22にかけてUAEで行われる2018FIFAクラブワールドカップに参加することになります。

 

②怪我人の多さ

鹿島アントラーズの守備の要である昌子源(日本代表)が怪我の影響からか、トップパフォーマンスには程遠い状態です。事実、準決勝の水原三星戦(2戦目)でも全失点に絡む低調ぶりでした。

また、同じくDFの内田篤人も10月10日の横浜F・マリノス戦で負傷し、戦線を離脱。さらに、伊東幸敏(DF)も9月末にじん帯の手術により、長期離脱しています。

他にも、MFの中村充孝も内田と同じマリノス戦で負傷しています。

 

これだけ連戦が続くと、選手が怪我をする機会も増えます。また、疲労の蓄積により怪我をしやすくなっています。

スターティングメンバーの選手だけですべての試合をこなせるわけがなく、勝ち進むにはサブメンバーのバックアップが必要不可欠です。

怪我人が多いのは不安要素ですね。

 

③中東のアウェー感満載の雰囲気

ペルセポリスは、準決勝で元スペイン代表のシャビを擁するカタールの強豪アル・サッドを破り、決勝進出を果たしています。

ほとんどがイラン人で構成されるこのチームは、イランのプロリーグで優勝最多を誇り、昨季のリーグ戦でも優勝を飾っています。

 

ACL準決勝では、ホームのテヘランのアザディ・スタジアムに7万人強のファンが応援に訪れています。このスタジアムは8万人弱が入ることができますので、おそらく決勝(2nd)ではアウェーの地でほぼ満員状態になることが想定されます。

イランの熱狂的なファンの大ブーイングのなか、鹿島の選手はできるだけ雰囲気に飲まれないようにすることが大切です。

また、中東の笛という中東勢に有利なジャッジがなされる問題もあるかもしれません。

とにかく、アウェーでの戦い方が優勝への行方を大きく左右するでしょう。

 

鹿島が優勝するためには

ターンオーバー

これだけ短期間に試合が集中しています。

選手の疲労や怪我などを考慮して、スタメンを大幅に入れ替えるなど総力戦で臨むべきです。

ホームでの絶対勝利!

決勝第1戦のホームゲームは、絶対落とせません。

もっとも、注意すべきは、ペルセポリスにアウェーゴールは絶対に奪われないことです。

その上で2~3点は取っておきたいところですが、ペルセポリスは堅い守備でここまで勝ち上がってきました。

大量得点はなかなか厳しいと思われますが、0点で抑え勝ち切ることが求められます。

アウェーでは1点取れば・・・

ホームでの勝利如何にかかわらず、個人的には撃ち合いで構わないと思います。準決勝での水原三星戦がそうであったように、アウェーゴールは非常にアドバンテージになります。

仮にホームで1-0で勝っていれば、アウェーで1-2で負けても優勝できるわけです。

ホームで負けていればもちろんガンガン攻めないといけませんが、ホームで勝っていたとしても守備一辺倒では足元すくわれると思います。

日程的にも非常に厳しく、アウェーの洗礼も受けるかもしれませんが、是非攻めのサッカーを見せてほしいですね!

 

まとめ

ペルセポリスは、グループリーグ全チームの中で最小失点でラウンド16までコマを進めてきました。

爆発的な得点力はありませんが、堅い守備で堅実なサッカーをするイメージです。

ともに初優勝をかけた戦いなので、相手も万全の体制で臨んでくるはずです。

鹿島アントラーズにとっては、大きな3つの壁によって険しい道のりとなりますが、是非優勝を果たして2018クラブワールドカップに出場してほしいと思います。

 

 

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