ACL、Jリーグ勢の歴代優勝クラブと出場回数ランキング【まとめ】

ACL出場回数ランキング クラブチーム

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は、アジアサッカー連盟が主催するクラブチームによるアジアナンバーワンを決定する大陸選手権大会です。

サッカーでチャンピオンズリーグといえば、ヨーロッパのクラブ同士で戦うUEFAチャンピオンズリーグが有名ですが、それのアジア版です。

ACLで優勝すると、FIFAが主催するFIFAクラブワールドカップに出場できます。

 

アジアのサッカーをリードする日本ですが、ACLの舞台においてはJリーグ勢が予想以上に苦戦してきました。

ところが、ACL2017で浦和レッズが優勝すると、今年2018年も鹿島アントラーズが初優勝を飾るなど、ここにきてJリーグ勢が盛り返してきました。

 

そこで、これまでのACLを振り返り、優勝したJリーグ加盟クラブと、ACLに出場したクラブをランキング形式でご紹介したいと思います。

 

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ACLの概要

スタジアムの写真

まず簡単に、ACLの概要と、Jリーグ加盟クラブがACLに出場できる条件について説明します。

ACLとは

ACLは、AFC Champions Leagueの略で、アジアサッカー連盟(AFC)によって、アジアにおける実力ナンバーワンのクラブを決定することを目的に2002年につくられました。

ACLの前身は1985-86年に始まったアジアクラブ選手権で、さらにその前は1967年から4年間だけ開催されたアジアチャンピオンクラブズトーナメントとなっています。

 

ACL本大会は、すべてホームアンドアウェー方式となります。

まずグループステージでは、出場32チームをアジアの東西地区別に、4チームずつ8グループに分けます。

上位2チームがラウンド16に進出し、東西地区ごとに各グループ1位のチームと他グループ2位のチームが戦います。

準々決勝では勝ち上がった8チームが東西地区ごとに戦います。

準決勝では、東地区の2チーム、西地区の2チームによって戦い、それぞれの地区で勝ち上がったチームが決勝にコマを進めます。

したがって、同じ地区同士の決勝はあり得ないため、ACLでJリーグ勢同士の決勝戦を観ることはできません。

 

本大会の日程は概ね以下のようになっています。

グループリーグ 2月~4月あるいは5月
ラウンド16 5月
準々決勝 8月~9月
準決勝 9月~10月
決勝 11月

 

Jリーグ勢がACLに出場できる条件

国によって出場枠が異なりますが、日本には4枠が与えられています。

2019年からは、4枠のうち本大会から出場できるのは2枠(2クラブ)、残り2クラブはプレーオフからの参戦となります。

(2015-2018までは3クラブが本大会から出場でき、残り1クラブはプレーオフを勝ち上がると本大会に出場できました。)

 

Jリーグ上位3位と、天皇杯を優勝したクラブチームにACLの出場権が与えられます。

  • Jリーグ優勝  本大会から
  • 天皇杯優勝   本大会から
  • Jリーグ2位  プレーオフから
  • Jリーグ3位  プレーオフから

上記が基本ですが、天皇杯優勝チームがリーグ戦3位以内であれば、リーグ4位のチームにも出場権が回ってくることもあります。

天皇杯を優勝するようなチームはリーグ戦でも上位であることが多く、ACL2015~2018すべてにおいて、Jリーグ4位のチームがプレーオフを戦い本大会出場を果たしています。

 

ACL2019にはJリーグから、以下のクラブが参戦しています。
川崎フロンターレ(Jリーグ優勝)
浦和レッズ(天皇杯優勝)
サンフレッチェ広島(Jリーグ2位)
鹿島アントラーズ(Jリーグ3位)

 

ACL2019のJリーグ勢(川崎・浦和・広島・鹿島)の結果をまとめました。

 

ACLで優勝したことのあるJクラブは?

ACLで優勝を飾ったJリーグ加盟クラブは、ACL2018終了時点で以下の3チームしかありません。

  • 浦和レッズ(2007年、2017年)
  • ガンバ大阪(2008年)
  • 鹿島アントラーズ(2018年)

サッカーにおいてはアジアをけん引する日本ですが、ACL15回(2017年時点)の歴史の中で、Jリーグ勢は3チームしかないのは意外ですね。

 

2017年に浦和レッズが2度目の優勝を果たすまで、2009年から2016年までの8年間、決勝まで残ったJクラブはありません。

 

どうして長いことJリーグ勢はACLの舞台で勝てなかったのでしょうか。以下のような理由が考えられます。

  1. 資金力不足で強力外国人助っ人を確保できなかった。逆に中国や中東は潤沢な資金によって、戦力強化に成功してきた。
  2. 優先順位がACLよりJリーグ。賞金面においてJリーグの方が魅力的なため、ACLにかける本気度が他国のチームより劣る。また、Jリーグ内でクラブ間の力の拮抗しているため、手を抜くと降格の危機に直面する。
  3. 過密日程を乗り切るための選手層が薄いことから、ACLとJリーグを両立するのは難しい。2009年から2016年までの8年間のうち、ACLに出場しているクラブがJ王者になったのは2009年の鹿島アントラーズと、2013年のサンフレッチェ広島だけ。

 

この点、ACL2017を制した浦和レッズはJリーグの中でもトップの資金力を誇ります。Jクラブの2017年の経営情報が開示され、浦和レッズの79億7100万円は、第2位のヴィッセル神戸の52億3700万円を大きく上回るものでした。

ただし、浦和レッズは2017年のJリーグでは7位と奮わず、やはりJリーグとACLの両立が難しいことを物語っています。

 

ACLに出場したJクラブと出場回数ランキング

ランキング画像

これまでACL(前身の大会は含めない)に出場したことのあるJリーグ加盟クラブは、全部で14チーム。現在のJ1が全18チームであることを考えると、Jリーグのクラブ間の力が拮抗しているというのもよく分かりますね。

もっとも、1回のみの出場チームもあれば、最多9回のチームもあります。

 

ここでは、ACLに出場したJクラブの成績と、出場回数の多い順にランキング形式でご紹介します。

回数 Jクラブ名 成績 出場枠
第1回 2002-2003 鹿島アントラーズ GL敗退 Jリーグ優勝枠
清水エスパルス GL敗退 天皇杯優勝枠
第2回 2004 横浜F・マリノス GL敗退 Jリーグ優勝枠
ジュビロ磐田 GL敗退 天皇杯優勝枠
第3回 2005 横浜F・マリノス GL敗退 Jリーグ優勝枠
ジュビロ磐田 GL敗退 天皇杯優勝枠
第4回 2006 ガンバ大阪 GL敗退 Jリーグ優勝枠
東京ヴェルディ1969 GL敗退 天皇杯優勝枠
第5回 2007 川崎フロンターレ ベスト8 Jリーグ優勝枠
浦和レッズ 優勝 天皇杯優勝枠
第6回 2008 鹿島アントラーズ ベスト8 Jリーグ優勝枠
ガンバ大阪 優勝 天皇杯優勝枠
浦和レッズ ベスト4 前回大会優勝枠
第7回 2009 鹿島アントラーズ ベスト16 Jリーグ優勝枠
ガンバ大阪 ベスト16 天皇杯優勝枠
川崎フロンターレ ベスト8 Jリーグ2位枠
名古屋グランパスエイト ベスト4 Jリーグ3位枠
第8回 2010 鹿島アントラーズ ベスト16 Jリーグ優勝枠
ガンバ大阪 ベスト16 天皇杯優勝枠
川崎フロンターレ GL敗退 Jリーグ2位枠
サンフレッチェ広島 GL敗退 Jリーグ3位枠(広島は4位)
第9回 2011 名古屋グランパスエイト ベスト16 Jリーグ優勝枠
鹿島アントラーズ ベスト16 天皇杯優勝枠
ガンバ大阪 ベスト16 Jリーグ2位枠
セレッソ大阪 ベスト8 Jリーグ3位枠
第10回 2012 柏レイソル ベスト16 Jリーグ優勝枠
FC東京 ベスト16 天皇杯優勝枠
名古屋グランパスエイト ベスト16 Jリーグ2位枠
ガンバ大阪 GL敗退 Jリーグ3位枠
第11回 2013 サンフレッチェ広島 GL敗退 Jリーグ優勝枠
柏レイソル ベスト4 天皇杯優勝枠
ベガルタ仙台 GL敗退 Jリーグ2位枠
浦和レッズ GL敗退 Jリーグ3位枠
第12回 2014 サンフレッチェ広島 ベスト16 Jリーグ優勝枠
横浜F・マリノス GL敗退 天皇杯優勝枠
川崎フロンターレ ベスト16 Jリーグ2位枠(川崎は3位)
セレッソ大阪 ベスト16 Jリーグ3位枠(セレッソは4位)
第13回 2015 ガンバ大阪 ベスト4 Jリーグ優勝枠
浦和レッズ GL敗退 天皇杯優勝枠(G大阪がJリーグと天皇杯を制したためJ2位の浦和)
鹿島アントラーズ GL敗退 Jリーグ2位枠(鹿島は3位)
柏レイソル ベスト8 Jリーグ3位枠(柏は4位)
第14回 2016 サンフレッチェ広島 GL敗退 Jリーグ優勝枠
ガンバ大阪 GL敗退 天皇杯優勝枠
浦和レッズ ベスト16 Jリーグ2位枠(浦和は3位)
FC東京 ベスト16 Jリーグ3位枠(東京は4位)
第15回 2017 鹿島アントラーズ ベスト16 Jリーグ優勝枠
浦和レッズ 優勝 天皇杯優勝枠(鹿島がJリーグと天皇杯を制したためJ2位の浦和)
川崎フロンターレ ベスト8 Jリーグ2位枠(川崎は3位)
ガンバ大阪 GL敗退 Jリーグ3位枠(ガンバは4位)
第16回 2018 川崎フロンターレ GL敗退 Jリーグ優勝枠
セレッソ大阪 GL敗退 天皇杯優勝枠
鹿島アントラーズ 優勝 Jリーグ2位枠
柏レイソル GL敗退 Jリーグ3位枠(柏は4位)

 

出場回数が多いクラブ順に並べてみました。(2019年時点)

出場回数 クラブ名(14クラブ)
第1位 9回 鹿島アントラーズ
ガンバ大阪
第3位 7回 浦和レッズ
川崎フロンターレ
第4位 5回 サンフレッチェ広島
第5位 4回 柏レイソル
第6位 3回 セレッソ大阪
横浜F・マリノス
第7位 2回 ジュビロ磐田
名古屋グランパスエイト
FC東京
第8位 1回 清水エスパルス
ベガルタ仙台
東京ヴェルディ

 

まとめ

ACLに出場したことのあるJリーグ加盟クラブは、全部で14チームで、そのうち最多は9回の鹿島アントラーズとガンバ大阪という結果でした!

鹿島アントラーズは2018年の第16回大会で8回目の出場にして、はじめての栄冠を手に入れました!

 

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