2019年1月5日(日本時間1月6日1時)にUAE対バーレーンの試合で開幕するアジアカップ。
日本の初戦は1月9日、トルクメニスタンという聞き慣れない国との対戦です。
トルクメニスタン代表がアジアカップに出場するのは4大会ぶり2度目のようですので、どういうチームか全く分からない人が多いんじゃないでしょうか。
今回は、日本代表初戦のスタメンを予想するとともに、トルクメニスタンについても調べてみましたので最後までご覧ください。
初戦のスタメン予想
ロシアワールドカップのときもそうですが、こういった大会は初戦がとても重要です。
ロシアW杯では初戦の強豪コロンビアに2-1で競り勝ったことが功を奏し、ベスト16進出を果たしました。
トルクメニスタンがたとえ弱いチームであろうと、初戦は森保ジャパン最強のメンバーで臨むはずです。
そうすると、アジアカップ2019に臨む23名の中から初戦のスタメンに選ばれるのは以下のとおり予想します。
GK | 1 東口順昭(32) | ガンバ大阪 | 現時点での第1GK |
DF | 5 長友佑都(32) | ガラタサライ | 不動の左サイドバック |
22 吉田麻也(30) | サウサンプトン | ディフェンスリーダー | |
2 三浦弦太(23) | ガンバ大阪 | 正直冨安(20)と迷った | |
19 酒井宏樹(28) | マルセイユ | 不動の右サイドバック | |
MF | 7 柴崎岳(26) | ヘタフェ | 攻撃の起点となるキーマン |
17 青山敏弘(32) | サンフレッチェ広島 | 森保監督の信頼は厚い | |
8 原口元気(27) | ハノーファー | ダイナモとして攻守に活躍 | |
21 堂安律(20) | フローニンゲン | チーム最年少も実力は本物 | |
9 南野拓実(23) | ザルツブルク | シャドーとして得点力抜群 | |
FW | 15 大迫勇也(28) | ブレーメン | 唯一無二のフォワード |
正直悩ましかったのは、以下の2点。
①吉田麻也の相棒を誰が務めるのか
②ボランチを誰が務めるのか
1つ目については、候補は三浦弦太、槙野智章、冨安健洋の3人。槙野は結構ファウルが多く危なっかしいので却下。成長著しい冨安と迷いましたが、10月~11月にかけて行ったキリンカップ3連戦で、三浦が2試合スタメン、冨安が1試合スタメンという状況からみて、三浦をスタメンで使ってくるんじゃないでしょうか。
2つ目については、候補は遠藤航、柴崎岳、青山敏弘の3人でしたが、遠藤が体調不良のため合流が遅れているという情報がありました。5日に行った地元クラブとの練習試合ではなんと冨安健洋をボランチでテストしたという情報も。遠藤の状況からすれば、柴崎を軸に、森保監督の信頼の厚い青山がコンビを組むのではないでしょうか。
※中島翔哉が負傷により離脱したことにより、乾貴士が森保ジャパンに初招集されました。乾も戦力として十分計算できるところですが、初戦ということもあり、森保ジャパンで実績のある原口元気をスタメンで起用してくると予想します!
>>日本が優勝するための条件を整理してみました。

トルクメニスタンってどんなチーム?
トルクメニスタン代表がアジアカップに出場したのは、2004年以来4大会ぶり2度目となります。
2004年のアジアカップといえば、記憶に残っている人も多いと思いますが、準々決勝でのヨルダンとのPK戦ですね。
1人目の中村俊輔(現:ジュビロ)が大きく外し、2人目の三都主(現役引退)も大きく外したため、芝の状態がおかしいとみたキャプテンの宮本恒靖(現:ガンバ監督)がコートチェンジを審判に申し入れ、審判の判断でPKの途中でコートチェンジが認められました。その後GK川口能活(現役引退)が神がかり的なセーブで勝利し、そのまま優勝までいった大会です。
前置きが長くなりましたが、その大会にトルクメニスタンも出場していたんですね。
当時の成績は1分け2敗でグループリーグ3位の成績で終わっています。
ただ、いずれの試合も接戦だったんですね。
- サウジアラビア戦 2-2
- イラク戦 2-3
- ウズベキスタン戦 0-1
当時初出場ながら、上記チーム相手に善戦しています。ちなみにこの時のイラク代表はU-23代表で臨み、後のアテネ五輪4位、2007年のアジアカップ初優勝を果たしているチームです。
もちろん、前回のチームと今回のチームは全く別ですので、同列には扱えませんが決して油断はできないということですね!
現在(12月20日発表)のFIFAランキングによると、トルクメニスタンの順位は127位。(日本は50位)
最近のトルクメニスタンが行った試合結果としては、
【AFCアジアカップ2019 3次予選】
2017.3.26 | 勝 | トルクメニスタン3-1台湾 |
2017.6.13 | 負 | トルクメニスタン1-2バーレーン |
2017.9.5 | 分 | トルクメニスタン1-1シンガポール |
2017.10.10 | 勝 | トルクメニスタン2-1シンガポール |
2017.11.14 | 勝 | トルクメニスタン2-1台湾 |
2018.3.28 | 負 | トルクメニスタン0-4バーレーン |
【親善試合】
2018.12.25 | 勝 | トルクメニスタン2-0アフガニスタン |
選手情報についても調べてみましたがほとんど情報が出回っておらず、よく分かりませんでした。
もっとも、日本代表はそのあたりもしっかりと事前調査をして対策を練っていると思います。初戦は落とせないですからね。
まとめ
初戦に勝つことはもちろん、次につながる内容を伴った勝利が求められます。
油断せず、これまでの森保ジャパンでやってきたことをそのままぶつければ必ず勝てる相手です。例えば流れの中からのゴール、セットプレーからのゴール、複数人によるゴールなど、チームとして勢いのつく勝ち方を見せてほしいと思います。
多くを期待してしまいますが、今回は是非とも王座奪還してほしいですね!
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