新年(2019年)、明けましておめでとうございます。
第97回全国高校サッカー選手権大会の第1回戦は、
2018年12月30日に那覇西(沖縄)と駒沢大高(東京B)の開幕戦、
31日の第1回戦で15試合と、合計16試合が終了しました。
1回戦では、優勝候補同士の戦いとなった「桐光学園(神奈川)vs大津(熊本)」では、インターハイ準優勝で優勝候補筆頭の桐光学園が、タレント豊富でこちらも優勝候補に挙げられていた大津にまさかの5点差の大敗という衝撃の結果になりました。
そして1月2日、2回戦が初戦となる前回王者の前橋育英をはじめ、豊富なタレントを揃える青森山田、流経大柏などが登場し、全16試合が行われました。
2回戦は、特別大きな波乱はなく、尚志が東福岡に昨年のリベンジを果たしたというところくらいでしょうか。
3回戦では、僕が推していた立正大淞南が矢板中央に敗れ、当初からの優勝予想は外れてしまいました。
1~3回戦の全結果については、以下の記事でまとめていますのでご覧ください。

今回は3回戦を終えた時点でのベスト4、優勝の予想をしてみたいと思います。
※この記事は、2回戦が終わった時点での優勝予想(ベスト8、ベスト4予想)から、3回戦を終えた時点での優勝予想に修正しています。(ベースは変わりませんが、敗退したチームを入れ替え)
ベスト8予想(2回戦終了時点)
優勝候補筆頭の桐光学園(神奈川)が初戦で姿を消しました。桐光学園の注目選手だった西川潤(U-19日本代表)はまだ2年生なので来年またリベンジしてほしいですね!
3回戦を終えてベスト8が出揃いました。
2回戦を勝ち上がった16校の中から、まずはベスト8の予想をしてみました。(各ブロック2校)
1回戦終了時点での予想から以下のように変更しました。
- Aブロックから東福岡を予想➡尚志に変更。
- Cブロックから仙台育英と米子北を予想➡岡山学芸館と丸岡に変更。
トーナメント表はこちら
※灰色部分は外れた予想
ベスト8 |
寸評 |
東福岡(A) | 未完成のチームだが初戦で4得点と爆発し、大会を通じて成長していけば、3年ぶりの優勝も射程圏内に。 |
尚志(A) | 初戦は辛くもPK戦での勝利だが、2回戦は強豪・東福岡を2-0で完封し、昨年のリベンジを果たした。その勢いは、前回王者・前橋育英をも飲み込んだ。 |
帝京長岡(A) | 初戦では攻撃陣が6得点と大爆発。 2回戦では、大会史上最長となるPK戦(17-16)を制するなど、集中力を切らすことはなかった。3回戦も最後の最後で決勝点を奪いベスト8に駒を進めた。 |
大津(B) | 桐光学園を5-0で破った実力は本物。 タレント豊富な青森山田も2回戦を6-0で勝ち進んでおり、接戦が予想されるが、大津の注目選手・水野雄太が爆発すれば初のベスト4は十分可能。 |
青森山田(B) | やはり青森山田は強かった。大津相手に3-0の完勝。鹿島内定のDF関川を中心とした守備陣、エースの檀崎もついにゴールをし攻撃陣にもに隙がない。 |
立正大淞南(B) | 初戦(vs岐阜工)と2回戦(vs那覇西)で見せた波状攻撃は見ごたえ十分。 プリンスリーグ関東1位の矢板中央相手に、この波に乗って行けば初の決勝も見えてくる。 |
矢板中央(B) | 3回戦の立正大淞南戦はどちらが勝ってもおかしくない試合だったが、前半2分に入れた得点を最後まで死守した粘り強さに注目。 |
岡山学芸館(C) | 初戦でハットトリックを達成した永田(10番)が2戦目も決勝点を決めており、同じプリンスリーグ中国で戦う瀬戸内を打ち砕く。瀬戸内とは今季1勝1敗1分けの互角。 |
丸岡(C) | 2回戦の米子北戦では劣勢が予想されたものの、粘り強い守備で虎の子の1点を守り抜き、3回戦に駒を進めた。 インターハイ王者の山梨学院に代わって出場した日本航空とは接戦が予想される。 |
瀬戸内(C) | 初出場ながら快進撃を続けている。初戦(2回戦)は1-0、3回戦は2-1と手堅い勝ち方でなんとか勝利を収めているが、ベスト4に進む可能性は十分ある。 |
日本航空(C) | インターハイ優勝の山梨学院の代わりに、2度目の出場ながら強豪・丸岡に競り勝った。この勢いのまま、瀬戸内との一戦は注目。 |
仙台育英(C) | 身長185㎝のDF今野をターゲットにしたセットプレーに注目。初の決勝進出を狙う。 |
米子北(C) | U-17日本代表のDF高橋を中心とした安定した守備陣が相手の攻撃をシャットアウト。堅守速攻で初のベスト4を狙う。 |
秋田商(D) | 初戦で見せたスピード感のある攻撃と、GK山口のビッグセーブで攻守に安定。1966年以来の優勝を狙う。 3回戦では後半40分に同点に追い付き、PK戦ではまたGK山口が活躍するなど接戦に強い。 |
流通経済大付(D) | 昨年準優勝校。昨年も出場した選手を含め、チーム一丸となってリベンジに燃える。初戦(2回戦)、3回戦ともに接戦ながら、手堅く勝ち上がる守備陣、攻撃陣は安定感あり。 |
Aブロックでは当初(1回戦が終わった後)、東福岡がベスト8にくると予想していましたが、東福岡を破った尚志がその勢いのまま前回王者・前橋育英も破ってベスト8進出を決めました。帝京長岡も手堅くベスト8を決めています。
Bブロックでは当初、大津と立正大淞南がベスト8にくると予想していましたが、大津に3-0で完勝した青森山田の強さは本物でした。矢板中央と立正大淞南とでは1-0で接戦を制した矢板中央がベスト8進出を決めました。
Cブロックは当初、2回戦が終わった時点での予想がことごとく外れました。このブロックはどこにでもチャンスがあるということですね。初出場の瀬戸内と2度目の出場の日本航空がベスト8進出を決めました。
Dブロックでは、過去最多出場校ながら、ここ数年は初戦敗退が続いた秋田商がGK山口の活躍ででベスト8進出を決めています。昨年準優勝の流通経済大付がDF関川を中心に手堅く勝ち進んでいます。
ベスト4予想(3回戦終了時点)
予想ベスト4 |
選んだ理由 |
東福岡(A) | 前回優勝校の前橋育英に勝てれば、その勢いに乗ってAブロックを制する可能性大。 |
尚志(A) | 前回優勝校の前橋育英を破った勢いそのままにAブロックを制する可能性大。 |
青森山田(B) | 初戦(2回戦)、3回戦で見せた圧巻の攻撃力は矢板中央も止めることは難しいだろう。 |
立正大淞南(B) | 本大会2回戦までで10得点とその爆発的な攻撃力は、今大会No.1。強豪ひしめくBブロックを制する実力十分。 |
岡山学芸館(C) | 予想しにくいCブロックではどの試合も接戦が予想されるが、Cブロックの中で一番得点している得点力に期待。 |
米子北(C) | OBの昌子源も注目。1回戦でも1点を守り抜いた堅い守備陣に相手は苦労する。ダークホースとなりうる。 |
瀬戸内(C) | 日本航空と接戦が予想されるも、粘り強い守備でベスト4を狙う。 |
流通経済大付(D) | 昨年準優勝のくやしさをバネに10年ぶりの優勝を狙う。2回戦(初戦)では先制されるも逆転。3回戦は1-0で守り抜いた。 |
優勝予想(3回戦終了時点)
予想する決勝戦は、
Bブロックから立正大淞南
Bブロックから青森山田
Cブロックから米子北
Dブロックから流通経済大付
となると予想。
やはり前評判どおり青森山田が圧倒的な強さで決勝に勝ち上がり、2年ぶりの優勝を狙う。前回準優勝の流通経済大のDF陣をどう崩すかが見どころです。
前回は立正大淞南を優勝予想していましたが、2回戦、3回戦を見てやはり順調に青森山田が優勝するというありふれた予想になってしまいました。
予想スコアは青森山田3-1流通経済大
まとめ
ベスト8が出そろいました。
Cブロックはことごとく外れましたが、大番狂わせもあるのが高校サッカーの楽しみ方でもあります。
皆さんも好き勝手に予想してみると面白いと思いますよ!
>>高校サッカー選手権をより楽しむためのページ

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