サッカーのフォーメーションに相性はある?4-3-3に効果的なのは?

戦術・スキル

現代サッカーのフォーメーションには、かなりの種類がありますが、その中でも相性の良し悪しは存在します。

 

ただし、戦術が高度化する現代サッカーにおいては、90分間同じフォーメーションを維持するような戦術は取られておらず、時間の経過と共に変える場合や、攻撃時と守備時で極端に変える場合もあります。

 

また、状況に応じて選手の判断でフォーメーションを変えたり、監督の指示で変えたりもするため、スタート時のフォーメーションの相性がそのまま試合結果に直結することはありません。

 

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フォーメーションの相性とは?

ではフォーメーションの相性とは何のことなのでしょうか。

結論から言うと、数的優位を作り易い組み合わせかどうかです。

 

サッカーでは局面局面で相手よりも人数を多く掛けることが効果的と言われます。

そのためフォーメーションの相性とは、局面での数的優位を作り易い組み合わせかどうかが肝となります。

 

ただし一部のスーパースター(メッシやロナウド)は、1人でも複数人を無力化させてしまうため、このフォーメーションの相性すら崩壊させてしまうことがあります。

 

ディフェンダーの相性

4-4-2vs3-6-1

例えば、一般的に4-4-2(赤)は3-6-1(青)に対して、効果的だと言われます。

なぜなら4-4-2の場合、両サイドはサイドバックとサイドハーフの2人で基本的に攻撃を仕掛けられますが、3-6-1でサイドに張っているのは中盤のサイドハーフのみです。

 

そのため、サイドで簡単に2対1が作れてしまうため、数的優位作れます。

現代サッカーではサイド攻撃が重要となるため、サイドを制圧されるとかなり苦しい展開になります。

 

では3バックはどのフォーメーションに相性がよいのでしょうか。

答えは2トップを採用するフォーメーションです。

 

そもそも3バックは、2トップ対策のためのシステムとして生まれたと言われます。

2トップの場合、ピッチ中央に常に2人のフォワードがいることとなります。

4バックはセンターバックが2人となるため、2トップに対しては常に数的同数が出来上がります。ゴールから最も近い位置で常に数的同数を作られるのは、守備側からするとかなりのリスクを背負うことになります。

そのため、この数的不利を解決しようと、センターバックを3人配置したシステムが3バックでした。

 

なお、1トップに対して、3バックは有効ではないと言われます。

これは逆に1人のフォワードに対して、3人で守るというのは効率的ではなく、他のポジションで数的優位を作られてしまうためです。

 

中盤の相性

セントラルミッドフィールダーと呼ばれるピッチ中央に選手を何人配置するかも、かなり戦術を左右します。

 

セントラルミッドフィルダーは攻撃的ミッドフィルダーと、守備的な位置にいるボランチの大きく2つに分けられます。

 

守備的なタスクを担うボランチを1人とする場合は、かなり広範囲に渡って1人でピッチをカバーする必要があり、運動量と守備力が必要になります。

 

ロシアワールドカップを制したフランスはカンテ、チャンピオンズリーグを制したレアル・マドリーにはカゼミロがおり、彼らがその典型です。

 

1ボランチのメリットとして、ボランチを一人とすることで、より攻撃的な位置に選手を二人配置することができるため、相手ゴールに近い位置で数的優位を作ることができます。

 

一方、日本代表のようにボランチを2人配置する場合は、その中でも一方が守備的なタスク、もう一方が攻撃的なタスクと役割分担することが多いです。

 

アジアカップでいえば、守備的なタスクを担当したのが遠藤航、攻撃的なタスクを担当したのが柴崎岳でした。

 

攻撃的なタスクを担うボランチはパサータイプ多く、相手からのプレッシャーを受けにくい位置からゲームメイクを担当します。

 

アジアカップの日本代表は遠藤航がかなり広範囲に渡って守備ができていたので、柴崎岳があえて前目のポジションを取ることもありました。

 

日本代表のフォーメーションと相性がよいのは?

決勝戦のスタメン

日本代表は4-2-3-1システムを採用していますが、これはどのフォーメーションと相性がよいのでしょうか?

 

一概には言えませんか、上述した4バックに相性が良いのは3バック、パサーである柴崎にプレッシャーを掛けづらいのは、相手も2ボランチを採用する場合のため、単純に考えて3-5-1-1なのではないでしょうか。

 

しかし、これも相手が格下か、格上かでもかなり変わってくるため、ボードゲームのような必勝法はないと言ってもいいでしょう。

 

そもそも前述したように相手選手に複数人掛かりでも止められない選手がいれば、いくら数的優位を作っても関係ありません。

 

メッシやクリスティアーノ・ロナウド、ネイマールを日本代表で1対1で完封できる選手はいないと考えられるからです。

 

まとめ

フォーメーションの相性=数的優位をいかに作れるかどうかです。

ただし、数的優位を作ったところで個々で突破されてしまうと、相性は意味をなさなくなります。

相性がよいフォーメーションだから勝てるとならないのが、サッカーの面白いところなのだと思います。

 

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