伊東純也のプレースタイル。日本代表で活躍、ベルギーのゲンク移籍【動画あり】

伊東純也 MF

森保ジャパン常連となった伊東純也選手。

アジアカップ2019では無得点に終わっていますが、後半終盤からの出場が多かったため、伊東の良さが活かしきれませんでした。もっと長い時間プレーを見たかったですね。

 

アジアカップ終了後、J2の柏レイソルから、ベルギーのゲンクへ期限付きで移籍することが発表されました。2018-19シーズンの残りはベルギーでの挑戦が始まります。

 

今回は、伊東純也のプレースタイルを浅野拓磨選手や石川直宏選手と比較するとともに、日本代表まで昇りつめた経歴などについてまとめてみました。

 

スポンサーリンク

伊東純也のプロフィール

身長はサッカー選手としては高いほうではないですね。ポジションはFW、MF、DFと幅広いですが、現在はサイドハーフ(MF)として出場することが多いです。伊東の特徴を一番活かせるポジションですね。

名 前 伊東 純也(いとう じゅんや)
出身地 神奈川県横須賀市
生年月日 1993年3月9日
身長/体重 176cm/68kg
所属/背番号 ゲンク(ベルギー)/8
ポジション FW、MF、DF(サイドバック)
利き足 右足

 

伊東純也のプレースタイル(浅野拓磨との違い、石川直宏との共通点)

スピードスター伊東純也!

伊東純也選手といえば、今日本で最も「スピードスター」という称号が似合う選手です。

50メートル5.8秒の俊足を誇り、特に0の状態からトップスピードに乗るまでが速く、Jリーグの試合でもその初速を活かして、相手DFを置き去りにしているシーンをよく目にします。

 

伊東の柏レイソル時代のチャント

「おー純也、伊東純也、やたらと速い」

 

所属する柏レイソルでは右サイドハーフのポジションを担っており、単独突破だけでなく、右サイドの小池選手との絶妙なコンビネーションで崩す形も持っており、周りを使うことも、周りに使われることもできる選手です。

 

シュートにも思いきりがあり、ファインなゴールを奪うことも多いです。

特に2017年8月13日の清水エスパルス戦で決めた70メートル独走のゴールは、日本人離れした伊東選手の能力を証明しています。

 

浅野拓磨選手との比較

同じ日本代表の浅野拓磨選手もスピードを特徴とする選手であり、伊東の代表選出時に比較対象となることが多いです。

 

しかし、浅野センターフォワードであり、相手ディフェンダーの裏に抜け出すプレイを得意にしています。伊東選手はサイドを主戦場としており、センターフォワードタイプではなく、縦に抜けてのクロスや中に切り込んでからのシュートを得意としています。

 

そのため、どちらもスピードというイメージはありますが、プレースタイルは全く違うものです。

どちらも素晴らしい選手ではありますが、この2選手を単純に比較対象にするのは難しいのではないでしょうか?

 

石川直宏選手との共通点

スピードに乗ったドリブルを武器にしていることから、伊東選手のプレースタイルは元日本代表の石川直宏選手のプレースタイルに非常に近いように思います。

 

実は二人とも出身地が神奈川県横須賀市であり、伊東選手が中学の頃に所属していた横須賀シーガルスFCは石川直宏選手が小学生の頃に所属していたチームという共通点があります。

※石川は中学から横浜F・マリノスの下部組織に所属。伊東は中学1年のときにマリノスのセレクションに落選したことから、横須賀シーガルスFCに入団。

 

石川直宏を育てたコーチ陣が、プレースタイルの近い伊東純也選手を育てたと考えると、横須賀シーガルスFCはこのようなタイプの選手を育成するのに長けたチームなのかも知れません。

 

伊東純也の経歴(遅咲きの選手?)

高校、大学時代

高校は地元の逗葉高校、大学は神奈川大学に進学しています。どちらも強豪校ではありますが、伊東選手は全国レベルでは知られた存在ではなく、ユースの日本代表選出歴もありません

 

頭角を現したのは大学3年時の関東大学サッカー2部リーグであり、ここで17得点し得点王とベストイレブンを獲得します。この活躍によりJリーグのスカウトの目にも止まるようになります。

大学卒業時にはヴァンフォーレ甲府とモンテディオ山形から獲得オファーがあり、最終的にヴァンフォーレ甲府への入団を決めます。

 

ヴァンフォーレ甲府加入

2015年に加入したヴァンフォーレ甲府では主にフォワードとして入団1年目から起用されており、J1の舞台で30試合出場4得点の記録を残します。

そしてその年のシーズンオフに柏レイソルへ移籍します。

 

柏レイソル移籍

2016年に加入した柏レイソルではフォワードとして獲得されたにも関わらず、当初はメンデス監督にその俊足を買われサイドバックで起用されました。

 

しかしシーズン途中で下平監督が就任すると、サイドハーフ3トップの一角として起用されるようになり、そのスピードを生かした攻撃力を如何なく発揮し、最終的にシーズン7得点を記録します。

 

2017年シーズンも主力選手として、試合出場を続けシーズンで6得点を決め、Jリーグ優秀選手賞を獲得しています。

 

2018年も引き続き柏レイソルに所属し、レギュラーとして活躍していますが、チームは最終的にJ2に降格してしまいました。

 

ベルギーのゲンクに期限付き移籍

日本代表に定着したのに高いレベルでプレーできないのでは、せっかくのチャンスを手放してしまうことになりかねません。

正直J2では、周りのライバルに差をつけられてしまいます。ベルギーへ移籍して海外で揉まれることは伊東にとってもよいことだと思います。

 

伊東はゲンクに移籍を決めた理由について、「昨年からを熱心に誘ってくれた」ということですが、柏レイソルが2019シーズンはJ2ということもあり、タイミングよく移籍できたんじゃないでしょうか。

ゲンクでのさらなる成長に期待したいですね!

日本代表での活躍

伊東純也をはじめてA代表に呼んだのはハリルホジッチ元代表監督で、E-1フットボールチャンピオンシップ2017の北朝鮮戦でA代表デビューを飾っています。

ただこの時は、海外組がいない中での選出で、海外組が戻るとなかなか招集されるチャンスがありませんでした。

 

しかし、2018年に森保監督に代わってからは代表常連となっています。

コスタリカ戦で待望の代表初ゴールを決め、勢いそのままにパナマ戦でも2戦連続ゴールを奪っています。

どちらも途中出場からのゴールで、チャンスに強い印象を植え付けたこと、後半途中からでもそのスピードを生かした切り札として使えることをアピールできたと思います。

 

もっとも、伊東本人としてはスタメンで出たいはずです。同じポジションにはオランダのFCフローニンゲンで活躍する堂安律選手がいます。これまで手薄だった右サイドに堂安、伊東という有望な選手が現れたことは日本代表にとって大きな武器になります。どちらがスタメンでも高いパフォーマンスができるよう、お互い切磋琢磨してほしいですね。

個人的には後半途中、相手が疲れてきたころにスーパーサブ的な使い方が一番効果的じゃないかと思います。

 

アジアカップ2019では、伊東を使うタイミングが遅すぎた感があります。もっとチャンスを与えて欲しかったですね。

19.1.9 トルクメニスタン戦 出場せず
19.1.13 オマーン戦 後半39分IN
19.1.17 ウズベキスタン戦 スタメンフル出場
19.1.21 サウジアラビア戦 後半32分IN
19.1.24 ベトナム戦 出場せず
19.1.28 イラン戦 後半44分IN
19.2.1 カタール戦(決勝) 後半38分IN

 

まとめ

スピードがある選手はボールコントロールに難がある選手が多い印象ですが、伊東は足元にしっかりボールが収まりますし、何よりゴールに向かう姿勢が素晴らしいです。

 

森保監督からも信頼され招集され続けていますので、あとは代表の試合で長い時間プレー出来ればもっと伊東の良さが分かると思います。

 

最後にもう一度、2018年の伊東のプレーをご覧ください。

 

コメント