守田英正のプレースタイル。大卒ルーキーで川崎のボランチと代表デビュー【動画あり】

守田英正 MF

森保ジャパンにも招集され、今シーズン川崎で印象的な活躍を見せている守田英正選手。

今シーズン加入したばかりの大卒ルーキーが、王者川崎フロンターレでレギュラーを獲得し、さらに日本代表に選ばれるまでの活躍を見せるとは誰が予想したでしょうか。

 

9/11のコスタリカ戦で室屋成選手と交代で代表デビューを果たしましたが、世間的にはほぼ無名の選手であったため、「誰?」と思った方も結構多いんじゃないかと思います。

 

現役自体に同じポジションでプレーした森保監督が高く評価した守田とはどんな選手なのでしょうか。

守田英正のプレースタイルA代表に選出されるまでの経歴、川崎での大島僚太との相性などについてまとめましたので、最後までご覧ください。

 

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守田英正のプロフィール

 

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左側(25番)が守田選手です。

守田は1995年生まれなので、世代としてはリオ五輪世代となります。大学2年時まで全く無名の選手でしたが、大卒でプロ入り後一気にスターダムにのし上がっています。

名 前 守田 英正(もりた ひでまさ)
出身地 大阪府高槻市
生年月日 1995年5月10日
身長/体重 177cm/74kg
所属/背番号 川崎フロンターレ/25
ポジション MF
利き足 右足

 

守田英正のプレースタイルは今野に近い?

ボール奪取力豊富な運動量が武器の選手です。川崎でもパスでつなぐサッカーを体現しており、パス能力も高いものを持っています。川崎でも何度も鋭い縦パスを通していますし、代表デビュー戦でも印象的な縦パスを何度も入れていました。

 

ボールの扱いと身体の入れ方が非常にうまい選手で、マルセイユルーレットで相手をうまくかわすシーンも何度か見せてくれました。

 

ガンバ大阪のスカウトとして活動する中澤聡太が守田を高く評価し、大学時代にガンバの練習にも参加させたことがありましたが、そのときに「今野泰幸」のような選手であると評していました。
確かに今野に近いイメージがありますので、守田のプレーをイメージするときには今野をイメージすると分かりやすいかも知れません。

 

【守田英正のボランチとしての資質がよく分かる6分動画】(SGZ様に感謝)

 

守田英正の大学~A代表までの経歴

高校は地元大阪の金光大阪高校、大学は関東の流通経済大学でプレーしています。

守田の存在が全国区になったのは大学3年時に関東A代表の一員としてプレーしたデンソーカップ(※)であり、ここで攻守に安定したプレーを披露し、大会優勝とMVPに輝いています。

また大学4年のときにも、全日本大学サッカー選手権大会でも優勝を果たし、MVPに輝いています。

 

※デンソーカップ
全国を北海道・東北、関東A、関東B、東海・北信越、関西A、関西B、中国・四国、九州の6地域8チームに分けて、総当たりのリーグ戦と順位決定戦を行う大学サッカーの大会。
過去にもMVPとして岩政大樹、東口順昭、山村和也など日本代表でも活躍した選手が選出されています。

 

大学卒業後はその活躍から複数のJクラブから接触があり、地元のガンバ大阪も熱心に声を掛けていましたが、守田が選んだのは前年王者の川崎でした。

当時の川崎のボランチは激戦区であり、優勝した2017シーズンに不動の存在であった大島僚太エドゥアルドネット(以下、ネット)り、中村憲剛もプレー可能ということからJリーグの中でも屈指の選手層を誇っていました。熱心に誘っていたガンバ大阪にも遠藤、今野という存在はいましたが、どちらもベテランでフル稼働は期待できないため、恐らく安定した出場機会を得るのであればガンバを選ぶのが普通だと思います。

 

しかし、あえて守田はフロンターレへの挑戦を決めます。

フロンターレも熱心に誘っていたという背景もあるようですが、守田自身がパス能力に向上の余地があると考えており、パスサッカーを信条とする川崎フロンターレでは自分のウィークポイントを伸ばすことができると考えたことが一番大きいそうです。

 

川崎フロンターレでの大島僚太との相性

この守田の挑戦は大成功を収めます。

シーズン開幕前の時点でエースの小林悠が守田のことをかなり高く評価しており、早いうちに試合に絡んでくることを予想していたようです。

もっとも、ネットを押しのけてレギュラーを獲得するまでの活躍を見せることは予想外であったと思われます。

開幕こそスタメン出場は叶いませんでしたが、後半22分にネットに代わって途中出場を果たしJリーグデビューを果たします。

その後もネットからレギュラーを奪うことができませんでしたが、ネットが怪我で離脱した第8節の仙台戦からスタメン出場を果たし、その試合からレギュラーを掴みます。一時ネットが復帰した11節、12節はスタメンを外れますが、その後の試合ではスタメン出場を続けます。

 

転機となったのはネットの名古屋へのシーズン途中での移籍です。

昨シーズンまでの活躍を考えれば、川崎がネットの移籍を容認することは他クラブからすれば意外なことでしたが、この移籍の影に守田の活躍があり、川崎のフロントは守田がいればネットは不要と考え、移籍金が発生するうちに売却することを決断したようです。

 

ネット移籍後はレギュラーの座を確固たるものとします。

もともと攻撃面で高い能力を発揮する大島の相方としては、彼の守備の負担を減らすことができる守田のような守備能力に定評がある選手がふさわしく、ネットよりも相性がよかったようです。

 

また、もともと無口な大島は日本語が通じないネットとはうまくコミュニケーションが取れませんでしたが、日本語が通じる守田とはしっかりと会話してコミュニケーションを取っているようです。これが守田がボランチの位置を確固たるものとした要因のひとつといえると思います。

 

大島と守田のコンビはガンバの黄金期の遠藤と今野を思い出させます。

 

あっという間に日本代表デビュー

川崎での活躍から森保監督率いる日本代表に選出されますが、これまでの2回とも負傷選手が出たことによる追加召集であり、運も持っていると思います。

キルギス戦で初スタメンを飾りますが、臆すことなくプレーすることができており、アピールに成功した印象があります。そのため、次のアジアカップ本戦のメンバーにも選ばれるのではないでしょうか。

それにしても森保監督はよくJリーグの試合を見ていますね。これまでの外国人監督であれば、守田のようなタイプの選手が選出されることはなかったと思います。

守田の活躍を見て、Jリーグでの活躍が代表選出に繋がると考える選手が増え、リーグ全体のレベルアップに繋がっているように思います。

 

まとめ

来シーズンも川崎のボランチは守田の定位置でしょう。

代表では、怪我の青山敏弘を除き、遠藤航柴崎岳三竿健斗がいますが、つけ入る隙は十分にあると思います。他のボランチの調子次第では守田が出て活躍すれば、川崎でレギュラーを奪ったように、代表のボランチのレギュラーの座を掴むことができるかもしれません。

 

まずはアジアカップで出場した際に印象的な活躍を残し、今後のステップアップとして海外移籍も目指して欲しいですね。

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