サッカーのフォーメーションに最強はない!日本人に向いている戦術とは?

最強のフォーメーション 戦術・スキル

サッカーには必勝法が存在しません。

これは歴史が証明しています。

 

南アフリカW杯王者のスペイン代表、ブラジルW杯王者のドイツ代表は、当時その戦術が絶賛され、数年は彼らの時代が続くと思われていました。

しかし、結果として両国とも次の大会では予選リーグ敗退を喫しており、サッカー界の戦術トレンドの速さが分かります。

 

バルセロナのように確固としたサッカー哲学を持っているチームもありますが、それも時代によってマイナーチェンジを重ねており、何年も同じサッカーをしているチームはありません。

 

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サッカーに必要なのはチーム力?個人技?

サッカー個人技

サッカーはチーム力と、個人技の両方が必要であり、一方が長けていたとしても勝つことはできません。

 

個人技の例として、クラブワールドカップにおける日本の鹿島アントラーズとレアルマドリードの対戦を挙げます。

鹿島はあと一歩のところまでレアルマドリードを追い詰めますが、最後はクリスティアーノ・ロナウド、ガレス・ベイルという個の力に圧倒されました。

ここまで鹿島が善戦できたのも、お世辞抜きにチームワークという面では鹿島の方が成熟していたからだと思います。

しかしそれを善戦で終わらせてしまうほど、最後はそれを上回る個で圧倒されてしまったのです。

 

チーム力の例としては、メッシがいるアルゼンチン代表が挙げられます。

ブラジルW杯で、準優勝こそしましたが、メッシはバルセロナで見せているほど圧倒的な活躍を代表では残せていません。

クラブレベルで全てのタイトルを獲ったと言えるメッシですが、代表では1つもメジャータイトルを獲得できていません。

 

上記のようにどちらか一方が欠けても、勝てるチームにはならないということが言えます。

 

トレンドの戦術とフォーメーション

では最も効率的なフォーメーションがあるのでしょうか。

答えとしては、これもありません。現代サッカーは4-3-3が主流と言えますが、そのフォーメーションを使えば勝てるかというと、そうではありません。

 

しかし戦術については、必勝法に近いと言われるトレンド近年2つあります。

それがグアルディオラ監督に代表されるポジショナルサッカーと、クロップ監督に代表されるストーミングサッカーです。

 

ポジショナルサッカーとは

ポジショナルサッカーとは適切な場所に、適切な人数を配置するサッカーにおける考え方です。

ポジショナルサッカーを実現するためには、相手よりもボールを保持することで主導権を握ることが必要になると言われます。

攻撃時はできるだけ相手にボールを渡さずに攻め、守備時はボールを失った瞬間にプレスを仕掛けることでボール保持率を高めます。

それによって、攻撃の回数を増やしていくのです。

 

バルセロナや、マンチェスターシティがその代表ですが、守備時にかなり速いスピードで奪い返そうとしていることが分かります。

ボール保持=勝利ではないため、あくまで戦術の1つでありますが、多くの決定機を作り出すことができます。

 

ストーミングサッカーとは

スペイン代表、バルセロナが黄金期を築いたポジショナルサッカーを打ち砕いたのが、ストーミングサッカーと言われます。

 

ストーミングサッカーは簡単にいうと、相手陣内の深い位置でボールを奪った際の得点率がかなり高いこと(総得点の51%といわれる)に着目し、そのスペースを狙ってボールを進めるようとする概念です。

つまり、そのスペースを目指すためには相手にボールをあえて渡すことも厭わないのです。

ポジショナルサッカーが破壊されたのは、長くボールを保持されたとしても、狙いどころを決めて相手ゴールの近い位置でボールを奪い、ゴールを決めるというこの戦術がハマったためです。

実際にグアルディオラが率いたバイエルンやマンチェスターシティは、クロップ率いるドルトムント、リバプールに大敗したこともあります。

 

しかし、この両者の戦術は日々細かい単位でアップグレードされており、プレミアリーグでは両監督が率いるマンチェスターシティとリバプールが激しい首位争いを繰り広げています。

 

日本に向いているのは?

よく議論されますが、日本人に向いているのはポジショナルサッカーと言われます。

これは日本人に体格が近いスペイン人が、この戦術を使ってアフリカや欧米の強靭なフィジカルを持つチームに対して結果を残しているためです。

また規律を守る日本人選手は、ポジショナルプレーに相性がよいと言われます。

 

ストーミングサッカーは、リバプールの3トップがサラー、マネ、フェルミーノであることから分かる通り、フィジカルに優れた選手がいるとその効力を最大限に発揮できる戦術と言えます。

 

ハリルホジッチ監督はどちらかというと後者よりの戦術を使う監督だったため、体格の劣る日本人にはフィットせず、逆にアルジェリアのようなフィジカルが強い国で高い効果を残せたと言えます。

 

森保監督はサンフレッチェ広島のサッカーから分かるようにポジショナルサッカー寄りの戦術を使う監督のため、日本人と相性が良いと言えます。

 

まとめ

サッカーには必勝法はなく、強いチームには素晴らしい個人技をもった選手と、素晴らしい戦術を持った監督が必要です。

この2つを得るために欧州の強豪は多額の強化費を掛けているのです。

Jリーグにも、戦術のトレンドが入ってきており、川崎フロンターレ、横浜Fマリノスなどはポジショナルサッカーを採用しています。

これから世界を席巻する日本独特の戦術が出てきたら面白いですね。

 

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