サッカーでイエローカードが累積すると退場?出場停止?罰金?【ルール】

イエローカード ルール

サッカーの試合を少しでも観たことがある人であれば、イエローカードとレッドカードの存在は知っていると思います。

 

しかし、イエローカードは警告、レッドカードは退場ということは知っていても、イエローカードが累積した場合の処分や、出場停止数罰金まで把握している人は少ないのではないでしょうか。

 

今回はイエローカードの基準にもフォーカスをあてて、まとめていきます。

 

 

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イエローカードの累積による出場停止、退場処分とは?

 

イエローカード提示

イエローカードとは、審判が選手に対して提示する警告です。

同じ試合の中で、同じ選手が2回イエローカードをもらうと、レッドカードに変わり退場処分となります。

ちなみに、なぜ黄色かと言えば、単純に遠くからみても分かりやすい色だからと言われています。

 

イエローカードの基準

イエローカードとは簡単に言うと、「即時退場となるような悪質なルール違反ではないが、通常の反則より悪質であると主審に判断されたプレー」です。

ルールブック上は、主に以下の理由でイエローカードが提示されるとされています。

①反スポーツ的行為

②審判に対する異議

③繰り返しの違反

④遅延行為

⑤コーナーキック、フリーキックの際、規定の距離を守らない

⑥主審の許可を得ず、勝手にフィールドに入る

⑦主審の許可を得ず、勝手にフィールドから出る

 

ここで重要なのはイエローカードはあくまで「主審が判断基準」ということです。

厳密には審判によって判断基準を変えるべきではありませんが、特に①については主審の主観によって、差異が出ます。

 

例えば、すぐにイエローカードを出す主審も入れば、簡単にイエローカードを出さない主審もいます。

試合の中でイエローカードを出しすぎると、レッドカードを恐れて選手のプレーが消極的になり、試合にダイナミックさがなくなると言われます。

逆に出しすぎないと、選手が過度にハードにプレーしてしまい、怪我人を出してしまう危険もあります。

 

一番まずいのは試合の中で審判が判断基準を変えてしまうことです。

さっきまでイエローカードが出なかったプレーが、急にイエローカードの対象となったりすると、試合が荒れる傾向にあります。

また相手チームと、自分チームで判断基準が異なると選手が感じた場合も、試合が荒れる原因となります。

 

イエローカードは何枚もらうとどうなるのか

ペナルティ

わかりやすいのは、1試合中に同じ選手が2回イエローカードを提示されると退場となることです。

少し複雑な累積警告というルールもあり、シーズン中に提示されたイエローカードが規定数を超えると、次の試合に出場できなくなります。

何枚の累積警告で出場停止とするかはリーグ、シーズンによって異なり、2019シーズンのJリーグでは3回の累積警告で、次の試合が出場停止になります。

以下に具体例を示します。

 

例① 累積警告で出場停止となるケース

1試合目 イエローカード
2試合目 なし
3試合目 イエローカード
4試合目 イエローカード
5試合目 累積警告により出場停止
6試合目 出場可能

 

上記の場合は4試合目で累積警告が溜まり、次の5試合目が出場停止になっています。ちなみにこれを2度繰り返し、シーズンでの累積警告が6枚となると、2試合の出場停止となります。

 

1試合で2枚のイエローカードが出せれて退場処分になった場合、その分は累積枚数の対象外となります。

 

例② イエローカード2枚で退場処分となった試合が含まれる場合

1試合目 イエローカード
2試合目 イエローカード×2 退場(累積への加算なし)
3試合目 前節退場処分による出場停止
4試合目 イエローカード
5試合目 イエローカード
6試合目 累積警告による出場停止
7試合目   出場可能

 

上記のように2試合目のイエローカード2枚は累積警告枚数にはカウントしません。

そのため6試合目がイエローカード累積による出場停止試合となります。

 

警告による出場停止は「同一大会」に限定されます。

例えばJリーグでの累積警告は、ルヴァンカップには適用されません。

 

例③ ルヴァンカップが試合の合間に含まれる場合

1試合目 イエローカード
2試合目 なし
3試合目 イエローカード
4試合目 イエローカード
ルヴァンカップ 出場可能
5試合目 累積警告により出場停止
6試合目 出場可能

 

上記のように4試合目で累積警告が溜まった場合、対象となるのはルヴァンカップではなく、リーグ戦の5試合目です。

 

イエローカードによる罰金

2019シーズンのJ1リーグにおいては、個人に対する罰金はありません。

反則ポイントという制度で、チーム全員の警告枚数に応じてシーズン終了後にチームに対して罰金の支払いが命じられます。

 

反則ポイントの定義は以下です。

①警告 1回につき1ポイント(1試合2枚で退場となった警告を除く)
②警告のうち、審判への意義、遅延行為による警告 1回につきさらに1ポイント(1試合2枚で退場となった警告を含める)
③退場 1回につき3ポイント(1試合2枚で退場となった警告を含める)
④出場停止 1試合につき3ポイント
⑤警告、退場、退席がなかった試合 1試合につき、マイナス3ポイント
⑥前後半のキックオフの指定時間に遅れた場合 遅れ1分につき1ポイント

 

シーズン終了後の累積ポイントによって、最大300万円の罰金が課せられます。

ポイント 罰金
      〜102 なし
103〜112 40万円
113〜122 60万円
123〜132 80万円
133〜142 100万円
143〜152 150万円
153〜162 200万円
163〜172 250万円
173〜 300万円

 

レッドカードとの違い

イエローカードは警告ですが、レッドカードは極めて悪質なプレーと判断され、1枚で退場処分となります。

 

累積での出場停止数はイエローカードは決まっていますが、レッドカードによる出場停止試合数は、レッドカードの対象になったプレーによって異なります。

 

例えば、2018シーズンのJリーグで、ジュビロ磐田のギレルメ選手が、相手選手をプレーが止まったときに蹴るという行為を行いましたが、Jリーグは出場停止期間を6試合と発表しました。

 

レッドカードの出場停止数の違いについては、レッドカードに関するこちらの記事にまとめてあります!

 

まとめ

今回はJ1リーグにフォーカスして、累積警告や罰金の定義を解説しましたが、リーグやシーズンによって、この定義は変えられています。

そのため、自分が把握していたルールと異なると感じる人もいたのではないでしょうか。

 

イエローカード、レッドカードもサッカーの醍醐味の1つですので、ルールを把握した上で観戦すると、また違った魅力があるのかも知れません。

 

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