12/9追記:浦和が優勝!!
浦和レッズ 1-0 ベガルタ仙台
12月9日に天皇杯2018(第98回天皇杯)の決勝戦が行われ、浦和が宇賀神友弥選手のゴールでベガルタ仙台を1-0で下し、12年ぶり7度目の優勝を果たしました。
浦和の宇賀神は、相手のヘディングでのクリアーを、ゴールエリア外からダイレクトで強烈なダイレクトボレーを放ちました。日本代表のシュミット・ダニエルも反応しますが、スピードのあるシュートには届かず、ゴールに突き刺さりました。
以下は12/7に書いた予想記事になります。
天皇杯2018はいよいよ決勝を残すのみとなりました。
決勝のカードは浦和レッズvsベガルタ仙台。
浦和は2006年以来3度目のタイトル奪取なるか。
対するベガルタは初の天皇杯制覇なるか。
注目の一戦は12月9日(日)18時から埼玉スタジアム2002でキックオフです!
さてさて、前回は優勝チームを鹿島アントラーズと予想しましたが、準決勝で浦和に敗れてしまいました。
準決勝の結果は以下のとおり。
- 鹿島アントラーズ 0-1 浦和レッズ
- ベガルタ仙台 4-3 モンテディオ山形
鹿島アントラーズが天皇杯を優勝すれば、今シーズン4位のコンサドーレ札幌に来季のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)への出場権が回ってきたんですが、鹿島が敗退した結果、札幌のACL出場はなくなりました。札幌にとっては残念ですが、来季は自力でACL出場権をもぎとってほしいですね!
その一方で、リーグ戦5位の浦和、11位の仙台にもACL出場のチャンスが回ってきました。
浦和が天皇杯を優勝すれば7度目のACL出場となり、仙台が優勝すれば2度目のACL出場となります。
こういったことも踏まえながら、天皇杯2018(第98回天皇杯)の優勝チームを勝手に予想してみたいと思います。
浦和レッズが優勝する4つの根拠
天皇杯初優勝と来季ACL出場の期待を込めてベガルタ仙台、と言いたいところですが、以下の理由により浦和レッズが優勝すると予想します!
①決戦スタジアムが浦和に有利!
決勝戦が行われる「埼玉スタジアム2002」は浦和のホームスタジアムです。日本一といわれるほど熱狂的な浦和のサポーターの声援をバックに戦えるのは、浦和にとっては心強く、大きなアドバンテージになるでしょう。
ちなみに、今年のJリーグ最終節(第34節)、浦和はホーム「埼玉スタジアム2002」でFC東京を迎え、46,770人の観客動員の中、3-2で勝利しています。
②リーグ戦過去5試合の勝敗
リーグ戦での最終順位は浦和が5位、仙台が11位でしたが、直近5試合の結果はどうだったんでしょうか。勢いはどちらにあるかみてみたいと思います。
浦和レッズ | ベガルタ仙台 | |
第30節(10/20) | ○3-1広島 | ▲2-3鳥栖 |
第31節(11/3) | ▲1-3G大阪 | ▲0-1札幌 |
第32節(11/10) | ○2-1札幌 | ○1-0広島 |
第33節(11/24) | ▲1-2湘南 | ▲0-3鹿島 |
第34節(12/1) | ○3-2F東京 | ×2-3神戸 |
リーグ戦だけでみるとベガルタの勢いはないですね。
最終節のあとに行われた天皇杯準決勝(12/5)では、浦和1-0鹿島、仙台3-2山形となっていますが、仙台の相手はJ2のチームです。強豪鹿島に競り勝った浦和の方が勢いはあると考えられます。
③両チームの過去の対戦成績は?
2018年の両チームのリーグ戦での対戦成績をみてみましょう。
- 第6節(4/7) 浦和1-0仙台(埼玉スタジアム)
- 第29節(10/7) 浦和1-1仙台(ユアテック仙台)
ここからでも浦和有利が導き出されます。
では、浦和と仙台の過去5年間(2013年~2017年)の対戦成績をみてみます。
2013 | 第9節(5/29) | 浦和1-1仙台 | 埼スタ |
第31節(11/10) | 浦和3-3仙台 | 宮城スタ | |
2014 | 第6節(4/6) | 浦和4-0仙台 | 埼スタ |
第28節(11/18) | 浦和2-4仙台 | ユアスタ | |
2015 | 1st第11節(5/10) | 浦和4-4仙台 | ユアスタ |
2nd第8節(8/22) | 浦和3-1仙台 | 埼スタ | |
2016 | 1st第7節(4/16) | 浦和3-1仙台 | 埼スタ |
2nd第3節(7/13) | 浦和1-0仙台 | ユアスタ | |
2017 | 第6節(4/7) | 浦和7-0仙台 | 埼スタ |
第28節(10/1) | 浦和3-2仙台 | ユアスタ |
浦和は2013年~2018年の6年間で12試合対戦し、浦和が7勝1敗4分けとなっています。浦和にとっては仙台はやりやすい相手だと思います。
引き分けも多い両チームの対戦ですので、仙台としては粘って粘って引き分けに持ち込んでPK戦というプランもあるかもしれません。
いずれにしても浦和が有利には変わりありません。
④戦力(総合力)
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浦和は柏木陽介を中心に攻撃を組み立て、興梠慎三、武藤雄樹のFW陣がゴールを狙います。興梠は今シーズン18ゴール、武藤は7ゴールを奪っており、全51ゴールはリーグ18チーム中5位となっています。
控えには、元日本代表の李忠成、阿部勇樹もおり、層の厚さは仙台の上をいっています。
一方仙台には突出したゴールゲッターはおらず、浦和の攻撃を、日本代表デビューを果たした仙台のGKシュミット・ダニエルを中心にどこまで防げるかが注目です。
まとめ
浦和レッズ、ベガルタ仙台にとって2018年最後の試合となります。
仙台にとっては天皇杯初優勝のチャンスが目の前にあるため、何が何でも取りたいタイトルです。
浦和にとっては来季のACLに出場し、3度目のACLチャンピオンかつ3年連続日本のクラブ優勝を成し遂げるために絶対負けられない戦いです。
12月9日18時キックオフ、白熱した試合を期待したいと思います。
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