1月9日に行われたアジアカップ2019、日本代表vsトルクメニスタンの一戦で、トルクメニスタンからスーパーゴールが生まれました。
誰もが日本優勢を予想したこの試合。FIFAランキング50位の日本に対してトルクメニスタンは127位。今大会出場国の中で下から2番目のランクです。(最下位は135位のイエメン)
もっとも、この試合、先制ゴールを奪ったのはトルクメニスタン。
スーパーゴールを決めたのは、MFアルスラン・アマノフ選手(28歳)です。
日本代表の選手のみならず、テレビの前で観戦していた人たちも度肝を抜かれた無回転ロングシュートでした。
アマノフとはいったいどんな選手なのでしょうか。
アマノフはトルクメニスタンのキャプテン
現在28歳のアマノフは、アジアカップ本大会への予選の時からキャプテンを務め、日本とのこの試合もキャプテンとしてスタメン出場をしました。
トルクメニスタンのフォーメーションは、5-4-1。
アマノフはMF4人のうちの左サイドのポジションが主戦場となっています。
先制ゴールを奪ったロングシュートを放ったのも左サイドからでしたね!
アジアカップ予選では3得点
アジアカップの予選は、実は前回大会が終わって間もなくの2015年6月から始まっています。
日本などアジアの強豪国は、2次予選各組1位あるいは2位となり、2016年3月にはアジアカップ本大会出場権を獲得していますが、2次予選で2位の下位4チーム、3位、4位の上位4チーム、プレーオフで勝ち上がったチームによって3次予選が行われます。
トルクメニスタンは、2次予選でイラン、オマーンに次ぐ3位となり3次予選に進出。3次予選で2位となり2017年11月14日に本大会出場を決めています。
アジアカップ予選を通してキャプテンとしてチームを引っ張り、2次予選では3ゴールを奪う活躍を見せています。
アジアカップ2019予選でのトルクメニスタンの成績
2次予選 グループD |
イラン(1)、オマーン(2)、トルクメニスタン(3位)、グアム(4)、インド(5) | 4勝1分け3敗 10得点、11失点 勝ち点13 |
3次予選 グループE |
バーレーン(1)、トルクメニスタン(2位)、チャイニーズタイペイ(3)、シンガポール(4) | 3勝1分け2敗 9得点、10失点 勝ち点10 |
アマノフはウズベキスタンのブハラに所属
トルクメニスタンは国内のクラブチームに所属している選手が多い中、アマノフはウズベキスタンのFKブハラというチームに所属しています。
2018シーズンは、ブハラで29試合に出場して、5ゴールを決めているようです。
ちなみに、トルクメニスタンの中心選手である右サイドハーフの8番・ミンガゾフ選手(27)も海外でプレーしています。チェコのSKスラヴィア・プラハという名門クラブに所属しています。
代表23名のうち、海外でプレーするのがアマノフ、ミンガゾフなど4名。
11名が国内のアルティン・アシルという国内リーグ5度優勝のチーム、
7名が2シーズン連続リーグ2位のアハルというチームに所属しています。
日本戦でも幾度となくチャンスを作っていたのは、普段から同じチームでやっていて、連携がうまく取れていたからなんですね!
アマノフのゴラッソに海外の反応は?
日本を震撼させたアマノフのゴラッソは海外でも注目を浴びたようです。
衛星放送「FOXスポーツ」のサッカー版公式ツイッターでは
- 「ビッグバン!トルクメニスタンが並外れた一撃で日本にショックを与える」
- 「30〜35ヤードの距離から放たれたこのゴールはおそらく大会ベストゴールになるだろう」
などと驚きをもって報じられています。
アマノフの今後にも注目
日本代表が今大会で再びトルクメニスタンと戦うことはありませんが、日本に衝撃を与えたこのアマノフという選手は今後の活躍にも注目してみましょう。
トルクメニスタンの次の相手は、ウズベキスタンです。アマノフにとっては所属チームがある国との対決となります。
トルクメニスタンにとってアジアカップ初勝利を挙げられるか、アマノフのキャプテンとしての力の見せどころですね!
横浜Fマリノスファンからは・・・
アマノフという名前から、マリノスの天野純を連想した人が多いみたいです。
- マリノスにアマノフ来ねぇかなぁ。
- 左の「天野」、右の「天野フ(アマノフ)」
ギャグの世界ですので、実現可能性は極めて低いです。
まとめ
アマノフ選手(28)について整理すると、
- トルクメニスタンのキャプテン
- ポジションは左サイドハーフ
- 右足の強烈なシュートが武器
- アジアカップ2019予選では3得点
- ウズベキスタンのFKブハラに所属
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