宇佐美貴史のプレースタイル。天才がなぜ日本代表で活躍できないのか?【動画あり】

宇佐美貴史 MF

日本サッカー界にはこれまで「天才」と呼ばれた選手が数多くいます。

ラモス瑠偉から日本人で唯一の天才と認められた小野伸二を筆頭に、財前宣之、柿谷曜一朗、家長昭博などの名前が挙げればキリがありません。

 

そんな数多の天才の中でも、その数ある逸話から「都市伝説」とまで言われていた天才が宇佐美貴史です。

 

ガンバの下部組織出身であり、稲本潤一など数多くのプロ選手を輩出してきた中でも「最高傑作」と評価される選手です。

 

高校生にしてガンバのトップチームに昇格し、若干19歳にしてバイエルン・ミュンヘンへの移籍を果たした当時、誰もが宇佐美の時代が来ると確信していました。

しかし、その天才も現在は思い描いていたキャリアを歩んでいるとは言えません。

 

今回は、そんな宇佐美貴史のプレースタイルと、天才ゆえの苦悩2度の海外挑戦奥さんのことなどについてまとめてみました。

 

2019.6.25追加

6月24日、宇佐美貴史がデュッセルドルフからガンバ大阪に完全移籍することが正式に決定しました。宇佐美にとっては3年ぶりのJリーグ。再び輝きを取り戻してほしいですね!

宇佐美貴史はなぜガンバ大阪に復帰したのか?ドイツで成功しなかった理由

 

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宇佐美貴史のプロフィール

 

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柴崎岳(1992生)原口元気(1991生)らと同じロンドン世代です。

京都府出身の宇佐美は地元長岡京市のサッカー少年団に入団すると、小4から卒業までの間に600ゴールを挙げるという都市伝説を残しています。

2011年、19歳のときにタレントの蘭さんと結婚し、2015年に長女、2018年に次女をもうけています。

名 前 宇佐美 貴史(うさみ たかし)
出身地 京都府長岡京市
生年月日 1992年5月6日
身長/体重 178m/70kg
所属/背番号 ガンバ大阪/33
ポジション MF
利き足 右足
家族 妻(蘭さん)、長女、次女

 

宇佐美貴史のプレースタイル

宇佐美といえば、巧みなドリブルノーステップで撃つことのできる強烈なミドルシュート、簡単に倒れないフィジカルと攻撃面で他を圧倒する能力を誇る選手です。

 

彼はボールを持ってこそ、真価を発揮する選手であり、宇佐美の間合いでボールを持ったときには相手ディフェンダーは手がつけられません。

 

【宇佐美の攻撃力がよく分かる10分動画】(unkksy様に感謝!)

 

一方、守備や戦術理解度には難があると言われていますが、これはよく「天才」ゆえの悩みであると表現されます。

 

天才ゆえの悩み

宇佐美はユース年代であまりにもその攻撃能力が突出しており、攻撃に専念することを許されていました。

 

対戦チームは宇佐美の所属チームを「戦術宇佐美」と揶揄(やゆ)していたほどで、それでも圧倒的に結果を出すことで自身の評価を高めていました。

 

しかしプロになってからはそこまでの特権を与えられるほどの活躍を残すことはできておらず、宇佐美にも守備やチームプレーが求められています。

そもそも、世界レベルで守備免除のプレースタイルが許されるのはアルゼンチン代表におけるメッシや、ポルトガル代表におけるクリスティアーノ・ロナウドのレベルの圧倒的な実績を持つ選手達です。

 

ユース年代の宇佐美はチームプレーを学ぶ必要性がなかったため、それを身に付けようとしたのは壁にあたったプロ入り後です。

そのため、他の選手に比べ宇佐美は現在のサッカー選手に必要とされる戦術理解度が不足してしまっていると言われます。

 

しかしこれは宇佐美の問題というよりも、宇佐美を正しく導けなかった指導者の問題が大きいと言われます。同じような苦しみを柿谷も味わっており、ユース年代で突出した天才をどのように育成するのかは大きな課題といえます。

 

特にJクラブのユースは、サッカーの実力が全ての世界となってしまうため、選手が勘違いしてしまうことが多いと言われます。

事実、宇佐美もプロ入り当初は年上選手に対するリスペクトや敬意に掛けており、先輩選手から苦言を呈されることがありました。

 

その点では高校の部活の方が、サッカーだけではない人間としての教育を重視する側面があり、そのことを重視してユースから高校の部活に移籍をする選手も最近では増えています。

 

2度の海外(ブンデス)挑戦

宇佐美は26歳にして、2度の海外挑戦を経験しています。

1度目は19歳の時に経験したビッグクラブのひとつバイエルン・ミュンヘンへの移籍。

2度目は一度ガンバに復帰し、チームの3冠獲得に貢献した23歳の時のドイツブンデスリーガへの再挑戦です。

 

1度目は若すぎたこと、そしてチームが強すぎたことからほとんど結果を残すことができないまま、失意の帰国を味わいました。

2度目は経験も重ねたこと、ガンバで確かな実績を作ったことから1度目とは異なり、完全な自信を持った上で移籍を果たしました。

 

しかし、宇佐美にとって誤算だったのは2度目のブンデスリーガ挑戦でもチームで出場機会を掴むことができなかったことです。

移籍したアウクスブルクでは思うような結果を残すことができず、地元紙からは「期待を大きく下回った」と評価されてしまいます。

 

宇佐美は出場機会を求め、2部のデュッセルドルフにレンタル移籍をします。

デュッセルドルフでは同じ日本代表の原口が居たこともあり、チームの主力として活躍し、2部優勝に大きく貢献します。

この活躍をみたアウクスブルクが2018シーズンからのレンタルバックを要請しますが、宇佐美は出場機会を重視し、これを断ります。

デュッセルドルフでは安定した試合出場を果たしており、ようやく成功といえる成果を残すことができてきています。

 

宇佐美貴史はなぜガンバ大阪に復帰したのか?ドイツで成功しなかった理由
宇佐美貴史が2度目のガンバ大阪に復帰しました。ガンバの至宝と呼ばれた男は2度ドイツに渡り、思うような活躍ができず、古巣に復帰。なぜ宇佐美はドイツで通用しなかったのか、その理由を探っていきます!

 

日本代表での苦悩

ロシアワールドカップを戦う日本代表メンバーに選出され、ポーランド戦ではスタメン出場も果たしますが、期待していた結果を残すことができず、多くの日本人サポーターを落胆させます。

 

日本代表はチームで戦わなければ世界とは渡り合えず、宇佐美にもチームプレー、守備が要求されましたが、このレベルになると宇佐美の守備意識の低さが露呈してしまい、何度も宇佐美のサイドを狙われることになってしまいます。

 

その結果、貴重な交代枠を使うことにもなってしまい、多くの批判に晒されます。

宇佐美の代わりに出場した原口が守備面、戦術理解度で大きく宇佐美を上回っていたため、それもなおさらのものでした。

 

森保監督の下では未招集ですが、この辺りを改善しなければ宇佐美の活躍は難しいものとなると思われます。

 

宇佐美の嫁はタレントの(旧姓)田井中蘭

 

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宇佐美の妻はタレントの田井中蘭です。宇佐美が19歳でドイツに渡った際に結婚しており、年齢は宇佐美の一つ上です。

蘭さんは大学在学中でしたが、宇佐美との婚約をきっかけにドイツに移住しています。この2人は中学時代からの知り合いであり、蘭さんが東京の高校に進学したことで宇佐美とは疎遠になりますが、再開したことで結婚することになります。

 

2018年は宇佐美のシーズンオフのタイミングで日本に帰国し、テレビにも出演したことで恐妻家ぶりが話題になりました。

しかしフードマイスターの資格を取得するなど、宇佐美をプライベートで支えており、娘と一緒にスタジアムまで父親を応援しにいく姿もSNSで披露しています。

 

まとめ

ガンバ大阪(2009-2011)
バイエルンミュンヘン(2011-2012)
ホッフェンハイム(2012-2013)
ガンバ大阪(2013-2016)
アウクスブルク(2016-2018)
デュッセンドルフ(2017-2019)
ガンバ大阪(2019)
と、ガンバ大阪とドイツを行ったり来たりの宇佐美選手。

おそらくこれからまた海外に挑戦するといったことはないと思いますので、ガンバ大阪が宇佐美の最後のクラブになるのではないでしょうか。

 

再びJリーグの舞台で暴れる宇佐美を期待したいですね!

 

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