アジアカップ2019、日本代表の第3戦はグループリーグ最大のライバル・ウズベキスタンと、グループ1位突破をかけた一戦となります。
1月17日(木)22:30(日本時間)キックオフ
ウズベキスタン代表の特徴・弱点、注目選手など詳しくまとめました。

13日(日)に行われた第2戦・オマーン戦は1-0で勝利し、日本はグループリーグ突破を決めました。
試合後のインタビューで森保監督は、「できるだけ多くの選手を使いたい」と明言しましたので、ウズベキスタン戦では何人かスタメンを入れ替えてくることが予想されます。
ウズベキスタン戦のスタメン予想
まずはこれまでの2戦、出場していない選手を見てみましょう。
GK:東口順昭、シュミット・ダニエル
DF:佐々木翔、室屋成、三浦弦太、塩谷司
MF:青山敏弘、乾貴士、
FWの選手は大迫、北川、武藤の3人全員が出場していますので、出場していない選手は、上記の8人となります。
なお、GKの東口は腰を痛めているとのことです。
日本代表23名の一覧はこちらをご覧ください。

GKは、いったん定着するとよほどのことがない限り変わりませんので、権田がスタメンは変わりないでしょう。2戦目のオマーン戦は0点に抑えていますので、変える理由はないと思います。
DFは、4人出場していませんので、このうち誰かがスタメン出場すると予想します。ウズベキスタンで警戒すべき選手は、FW14番のエルドル・ショムロドフです。左サイドに位置する190cmの大型FWを抑えるには、海外経験が豊富で体格的にも酒井が最適だと思われます。とすると、右サイドの室屋のスタメンはなく、左サイドの長友に代えて佐々木翔をスタメン起用するのではないかと考えます。
MFでは、左サイドに乾をスタメン起用してくるのではないかと思います。森保ジャパンでは初招集の乾ですが、ロシアW杯では最もインパクトを残した日本人選手ですので、その実力は折り紙付きです。DF佐々木と左サイドを形成すると予想します。
また、オマーン戦で途中出場した伊東は、少ない出場時間ながらも切れのあるドリブルでチャンスを演出しました。もっと長い時間起用してみても面白いと思います。
FWは、大迫の怪我次第でしょう。おそらくそれほどひどいものではなく、オマーン戦は大事をとって出場しなかっただけだと思われますので、大迫がスタメン復帰するのではないでしょうか。
オマーン戦をみても、北川、武藤では物足りなさを感じてしまいました。
オマーン戦のスタメンから4人を入れ替えてみました。
GK | 12 権田修一(29) | サガン鳥栖 | 調子も上向き |
DF | 4 佐々木翔(29) | サンフレッチェ広島 | 長友から変更 |
22 吉田麻也(30) | サウサンプトン | 冨安との長身CBコンビ | |
16 冨安健洋(20) | シント=トロイデン | 吉田とのコンビは安定 | |
19 酒井宏樹(28) | マルセイユ | ウズベキスタン戦のキーマン | |
MF | 7 柴崎岳(26) | ヘタフェ | 攻撃の起点となるキーマン |
6 遠藤航(25) | シント=トロイデン | オマーン戦では良い動き | |
10 乾貴士(30) | べティス | 原口から変更 | |
14 伊東純也(25) | 柏レイソル | 堂安から変更 | |
9 南野拓実(23) | ザルツブルク | とにかくゴールを決めたい | |
FW | 15 大迫勇也(28) | ブレーメン | 北川から変更(スタメン復帰) |
森保ジャパン初招集の乾貴士を見てみたい!
日本の新10番・中島翔哉の負傷により追加招集されたのは、ロシアワールドカップで大活躍した乾貴士です。
意外にも森保ジャパンではこれまで招集されてきませんでした。所属するべティスで出場機会を得られていないというのがその理由だと思いますが、乾の実力に疑いの余地はありません。
ロシアワールドカップでは日本中を歓喜の渦に巻き込んだ衝撃の2ゴールは、いまだに人々の記憶に残っていると思います。

もし乾がウズベキスタン戦で出場しチームにフィットすれば、今後の決勝トーナメントを戦う上で日本にとっては大きなアドバンテージになることは間違いありません。
乾の主戦場は左サイドですが、中央でもプレーできます。
原口に代わって左サイドに入ることも、南野に代わって中央に入ることもできます。現状、南野の代わりとなる選手がいませんので、乾の活躍により中盤の層がより厚くなります。
是非スタメンで長い時間使ってほしいですね。
伊東純也のスピードも見たい!
オマーン戦では後半39分からの限られた時間でしかプレーできませんでしたが、2回ほどチャンスを作りました。
原口からのスルーパスに抜け出し、スピードを活かしてシュートまで持っていったシーンはゴールの可能性を感じさせてくれました。
森保ジャパンでは、途中出場ながら2試合連続ゴールを奪っていることから、伊東にももっと出場の機会を与えてほしいと思います。
伊東が活躍することで、堂安にもいい意味でプレッシャーを与えることができ、これが右サイドハーフの底上げにもつながります。
まとめ
チーム内での競争を活性化し、総力戦で勝ち抜くためにも前線の選手の入れ替え、日替わりヒーローが誕生することが望ましいです。
過去2011年にアジアカップを制したときも日替わりヒーローが誕生しています。

代わって入った選手でウズベキスタンを撃破し、グループ1位で突破してほしいですね!

ウズベキスタン戦の日程
- 2019年1月17日(木)22:30(日本時間)キックオフ
- テレビ朝日系 22:20~
- NHK BS1 22:00~
コメント