VARに泣いた吉田、VARに笑った堂安。日本vsベトナム戦の結果と採点

ベトナム戦の結果 アジアカップ2019

1月24日(木)、アジアカップ2019の準々決勝・ベトナム戦が行われました。

結果は、1ー0で勝利!ベスト4に進出しました!

 

ベトナム戦のスタメンは、前回のサウジ戦とほとんど同じでした。イエローカード累積2枚で出場停止の武藤に代わって、北川がスタメン起用されました。

ベトナム戦のスタメン

中2日で迎えた準々決勝、疲れも考慮してスタメンは何人か入れ替えてくると予想しましたが、蓋を開けてみればレギュラー組で落ち着きました。

大迫はこの試合スタメン復帰すると思われましたが、まだ温存のまま。後半に途中出場することになります。

 

対するベトナムは中3日で迎えました。平均年齢23.2歳は出場国中一番若いチームです。

ここ最近力をつけてきたベトナム相手にどういった試合をしたのでしょうか。

それではベトナム戦を振り返ってみましょう。

 

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【前半】吉田の幻のゴール?初のVAR

前半24分、それまでなかなかチャンスをつかむことができなかった日本は、コーナーキックから最大のチャンスを得ました。

キッカー柴崎が蹴った正確なクロスは、吉田の頭にドンピシャ。吉田はヘディングをゴールに叩き込み先制ゴール!!

審判もいったんはゴールを認めましたが、再開される前にVARによる助言でビデオ判定をするジェスチャーをしました。

これにはゴールを決めた吉田も「まじかよ・・・」といった表情で苦笑い。ビデオ判定の行方を見守りました。

結果は、吉田のハンドにより、ゴールが取り消されてしまいました。ヘディングしたあと、ボールが吉田自身の手に当たっていたんですね。

一連の流れの中では見逃してしまうくらい、わずかに触った程度のハンドで、相手のベトナムの誰も抗議していませんでした。

これを見逃さないVAR・・・さすがというべきでしょうか。

アジアカップ2019の準々決勝からアジアで初めてVARが導入されて、日本がその第1号として洗礼を受けてしまいましたね。

 

ちなみに、ビデオ判定は選手や監督の方から要求するとイエローカードの対象となってしまいます。

サッカー ビデオ判定(VAR)の仕組み。選手からの要求はイエローカード!
VAR(ビデオアシスタントレフェリー)の仕組みとともに、導入のメリットやデメリットなどについて分かりやすく解説します。アジアカップ2019では準々決勝(日本vsベトナム戦)から導入されます。

 

その他、冨安や南野に1本ずつ惜しいチャンスはありましたが、前半は総じてベトナムの守備を崩せず、日本の攻撃がかみ合ってない時間帯が多かった印象です。

逆に、ベトナムに立て続けに危ないシーンを作られるなど、苦しんだ前半でした。

 

【後半】VARに助けられた堂安

後半8分、原口からパスを受けた堂安がドリブルで仕掛けペナルティエリア内に侵入。相手DFを振り切ったと思ったところに足がかかって堂安が転倒しました。

ここではノーファールで試合が進みましたが、2分後にまたもやビデオ判定のジェスチャー

ビデオモニターで確認した主審は、PKの判定。倒したベトナムの選手にはイエローカードが与えられました。

このPKを堂安自らが決め、ようやく先制ゴール!!

VARに泣いた前半とはうってかわり、後半はVARが日本に微笑みました。

 

そして後半27分、ついに日本のエース大迫が復帰!!アジアカップ初戦のトルクメニスタン戦以来3試合ぶりの試合出場になりました。

 

大迫が入ったことで、前線の攻撃の連携がうまく回り出しました。堂安と大迫で相手DFを崩したり、得意のポストプレーからチャンスを作ったりしました。

 

後半33分に原口に代え乾を投入。

後半44分には南野に代え、塩谷を投入し、守備固めをします。

なんとか、堂安の1点を守り切り、1-0のまま勝利を迎えました。

 

サウジアラビア戦での全出場選手を採点

独自に10段階で評価してみました。

 

権田6.0 前半はピンチを防ぐなど無失点に抑えた。2試合連続完封。

長友6.0 左サイドの守備と攻撃にも貢献。サウジ戦から改善。

酒井6.0 右サイドも攻撃参加がほとんど見られなかったが、守備で奮闘。

冨安6.5 チーム最年少ながらディフェンスラインをうまくコントロール。

吉田6.5 前半にあわや失点につながるミスもあったが、ベトナムの攻撃をことごとく阻んだ。

柴崎6.0 無難な対応だったが、攻撃にもっと絡みたい。

遠藤6.5 中盤で試合をコントロール。攻撃の起点としても機能。

原口6.0 ハードワークはできていたが、ゴールが欲しかった。

南野5.5 決定力不足が懸念。

堂安7.0 後半ゴールへ向かう姿勢がよかった。点を決めてからのハードワークも◎

北川5.0 ゴールの匂いが全くしない。

大迫6.0 復帰できたことは日本にとってプラス。連携も問題なし。

乾 5.5 入った直後はよかったが、以降はあまり機能せず。

塩谷は出場時間が短すぎるため、採点不能。

 

【スタメン】(選手名をクリックすると選手情報の記事に飛びます)

GK 権田修一(29) サガン鳥栖 6.0
DF 長友佑都(32) ガラタサライ 6.0
DF 冨安健洋(20) シント=トロイデン 6.5
DF 吉田麻也(30) サウサンプトン 6.5
DF 酒井宏樹(28) マルセイユ 6.0
MF 遠藤 航(25) シント=トロイデン 6.5
MF 柴崎 岳(26) ヘタフェ 6.0
MF 堂安 律(20) フローニンゲン 7.0
MF 原口元気(27) ハノーファー 後半33分OUT 6.0
MF 南野拓実(23) ザルツブルク 後半44分OUT 5.5
FW 北川航也(23) 清水エスパルス 後半27分OUT 5.0

【途中出場】

FW 大迫勇也(28) ブレーメン 後半27分IN 6.0
MF 乾貴士(30) べティス 後半33分IN 5.5
MF 塩谷司(30) アル・アイン 後半44分IN

 

試合後のインタビュー

森保監督

  • ベトナムが辛抱強く戦えるチームだと分かっていたので、厳しい戦いだったが、選手が集中力を切らさず戦ってくれた。
  • カウンターで危ない場面があったが、失点0で抑えられたのはよかった
  • 1戦1戦成長しながら戦っていこうということをやっていく。

 

堂安律

  • 苦しい試合だったが勝ててよかった。
  • 前半はチームとしてもうかくいかないかったので、やってやろうという思いだった。
  • チーム全員が勝つために、ハードワークをし、自分自身もハードワークができた。
  • 1点しかとれていないことが課題。

 

まとめ

これまで日本は5試合を終え、すべて1点差の勝利。

日本 3-2 トルクメニスタン
日本 1-0 オマーン
日本 2-1 ウズベキスタン
日本 1-0 サウジアラビア
日本 1-0 ベトナム

 

アジアのレベルも拮抗してきたとはいえ、日本の決定力が物足りない印象があります。

準決勝は中国とイランの勝者。おそらくイランになるでしょう。FIFAランキング上はアジアNo.1のイランは、これまで以上に厳しい戦いになります。

大迫が復帰したことは日本にとってはプラスの要素です。大迫の得点に期待したいですね!

 

準決勝は以下の日程で行われます。お見逃しなく!

1月28日(月)23:00(日本時間)キックオフ

テレビ朝日系、NHK BS1にて放送

 

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